RDS→EC2へのファイル転送スクリプト(RDSToEC2Move.pl)
2021年11月28日
◆ツール概要
・RDS for Oracle のデータパンプ等で出力されたダンプファイルをEC2の指定したフォルダへ転送するツールです。ツールは、perlで作成されています。
◆前提条件
・ツールを実行するサーバでperlとDBIが使用できること。
◆実行方法
- 転送スクリプト(RDSToEC2Move.pl)のパラメータ設定を環境に合わせて書き換える。
ファイルの 6行目から17行目を修正 - 修正した転送スクリプト(RDSToEC2Move.pl)を任意のフォルダに格納する。
- 上記のフォルダに移動(cd)して、下記のコマンドを実行。
/usr/bin/perl RDSToEC2Move.pl
◆ポイント
・転送対象となるダンプファイルは、『$fname』にセットしたファイルのみ。
複数ファイルを転送したい場合は、値を書き換えて、複数回実行してください。
・転送されたファイルは、『$dirpath』にセットしたフォルダに格納されています。
◆実行しても、うまくいかない時
ツールには、コメントアウトしていますが、デバッグログ出力用のサンプルコードも含まれています。色んな箇所に、print文を追加して、どこでエラーになっているか確認してみてください。
うまくいかない場合、よくある話としては、
・転送先のフォルダに書き込み権限がない。
→chmod、chown等で調整してください。
・サイズが巨大なファイル(数十GB等)がエラーになる。
→ユーザの「limit filesize」の上限を超過している可能性があるので、拡張してください。
以上